花粉症で目の周り、目の下のしわが悪化する!?その対処方法とは
ツライ花粉の季節が終わり、ようやく快適に過ごせるようになったと思いきや、目の下や目尻など目の周りにしわが出来ててショックを受けたなんて経験はありませんか?また、いろんな花粉に反応してほとんど1年中花粉症という事もあります。
花粉症の主な症状は、クシャミ、鼻水、目の痒みですが、この中で目の周りのしわに関係してくるのは目の痒みです。目の周りは皮膚が薄く、擦れば当然肌ストレスは高まり、しわが出来やすくなってしまいます。花粉症でも目の周りにしわを作らずに済ませる方法はないのでしょうか。
とにかくツライ目の痒みを何とかしたい
ヒトの感覚で最も耐えられないのは、痒みだと言われています。シーズン中はそんな痒みと戦い続けなければならないのですから、花粉症はツライなんて一言では済ませられませんよね。
目を擦ればしわになる、でも痒い、いっそのこと目玉を取り出して丸洗いしてしまいたいと思うほどです。さすがに丸洗いは出来ないので、出来るものから試してみましょう。
- 花粉用眼鏡を使う
- 抗アレルギー点眼薬を使う
- 洗眼剤を使う
- ハーブティーを飲む
- アイシングをする
- こまめに水分補給をする
- 静電気の起こりにくい衣類を着用する
なんとなく花粉症とは関係なさそうなものが混じっていると思うかもしれませんが、どれも目の痒み対策に有効なんですよ。
花粉症の目の痒みに効くハーブって?
花粉用眼鏡や点眼・洗眼が、目の痒み対策に効果的だというのは分かりますよね。でも、ハーブティーなんて意味がないと思いますか?花粉症で目が痒くなるのは、花粉に対して体がアレルギー反応を起こし、軽い炎症を起こしているからなんですよね。
イライラしていたりストレスを感じている時は、交感神経が活発になっていて、アレルギー反応も強く出てしまうものなんです。鎮静作用のあるハーブを使えば副交感神経が優位になり、過剰なアレルギー反応が起こりにくくなります。
カモミール、ジャスミン、パッションフラワー、セントジョンズワートあたりは入手もしやすいですね。抗炎症作用のあるハーブなら、白目や結膜(まぶたの裏から白目に繋がる部分)の炎症を和らげ、花粉に過敏に反応するのを抑える作用があります。グローブ、カモミール、シナモン、ネトルあたりがオススメです。
対処療法、予防にも効果あり
アイシング、水分補給、静電気予防なんて気休め程度だと思いますか?実は症状の緩和だけでなく、予防効果もあるんですよ。アイシングは炎症を抑えるのに高い効果があります。
炎症を起こした粘膜は、僅かな刺激にも過敏に反応するものです。目の周りを冷やしてあげることで炎症を抑え、痒みの緩和と新たな刺激からの保護が同時にできるんです。
静電気を防げば余計な花粉を吸い寄せる事が減りますよね。乾きは粘膜を荒らすのはもちろん、乾燥肌からしわが出来やすくなってしまいます。こまめに水分を補給し、体の中からも潤いを与え、花粉対策としわ対策を同時に行ってしまいましょう。
花粉症でも目の周りにしわを作らないために
どうしても耐えられない目の痒みに、目の周りを擦ってしまうのは仕方のない事です。でも、擦る頻度は出来る限り抑えたいものです。
その為には、花粉を寄せ付けない、過剰な反応をおこさせない、肌ストレスを出来る限り抑える必要があります。痒くて何度も擦ったり、涙で目の周りがカサカサになっているときに、花粉を落とそうと洗顔を頑張ってしまうのは逆効果です。
目の周りにしわを作りたくなければ、流水で優しくすすぎ落とすくらいの気持ちで洗顔しましょう。そして保湿はいつも以上にしっかりと行い、弱った肌バリアを補うために、セラミドやスクワランなどで肌を保護するようにしましょう。
また、良質の睡眠はアレルギー反応を起こりにくくし、元気な肌作りにも役立つものですので、就寝前にリラックスできる簡単なストレッチ、ヨガやハーブの力を借りてみるのも良いものですよ。